「住宅メンテナンス診断士」と「インスペクター」の違い

「住宅メンテナンス診断士」と「インスペクター」との違いは何ですか?

とのお問合せをよく頂きます。

 

 

上の図のように、

「インスペクター」は、

「インスペクション・現況調査」→「報告書作成・不具合指摘」迄の業務を行う専門家です。(図の黄色い部分)

○年○月○日○時~○時に調査した家の状態について調査し、報告書としてまとめ、住宅所有者さまに報告する迄の「点」の事業です。

例えるのであれば、「インスペクション」は、年に1回受診する「人間ドッグ」や「健康診断」のようなものです。

 

 

「住宅メンテナンス診断士」は、

「工事引き渡し」から、「定期点検」「インスペクション」「報告書作成」「補修」「維持保全計画」「リフォーム等の商談」「受注」・・・・・・と、家を建てた時(又は、リフォーム工事をした時)から、定期点検を実施しながら、その家のアフターメンテナンスをずーーーーーーっと行う「線」の事業です。(図の赤線の部分)

例えるのであれば、まちの「かかりつけのお医者さん」のような存在で、患者さんの健康を長期的にアドバイス頂く存在です。

 

 

「住宅メンテナンス診断士講習会」では、平成25年に国交省発表の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に沿ったインスペクションの流れや内容についてもお話致しますが、このような「住宅メンテナンス診断士の役割」についても随所に致します。