9/5(木)開催-第3回住宅調査・診断スキルアップ研修会 ご報告!

昨日、「第3回住宅調査・診断スキルアップ研修会」を開催致しました。

 

テーマは二つ。

 

前半は、「知っておきたい!地盤・不同沈下の基礎と実例」

後半は、「インスペクション、現地調査のノウハウ」です。

 

前半の地盤の講演は、㈱JFDエンジニアリング 開発本部 部長 上本秀之 様より、

・ 古地図と現在の地図との比較による地形

・ 災害による被害実例(阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振地震、大阪北部地震)

・ 主な地盤調査の方法

・ 不同沈下の原因

・ 擁壁の不具合や盛土の影響に伴う建物不具合の事例

・ 近隣工事に伴う家屋の不具合事例

・ 沈下修正工法の種類と方法

について、お話頂きました。

最新情報や動画もあり、とても為になる講義でした。

アンケートより、「沈下修正工法を聞けて良かった!」「近隣工事に伴う家屋の不具合事例が参考になった」、「古地図と現在の地図との比較による地形の話が面白かった。」などの感想を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後半の講演は、一級建築士 ㈱白國ケアデザイン 代表 白國喜夫 様より、

・ 現地調査の流れ

・ 現地調査手順(現地周辺の地形や擁壁、建物敷地境界、建物外装、室内、排水管・ダクト、床下・小屋裏)

・ 調査作業における注意点

・ 床下・小屋裏作業における注意点

・ 作業中のトラブル回避の注意点

・ 写真撮影・状況記録の工夫

・ 報告書の記載サンプルと記載すべき事項について

について、お話頂きました。

現地調査の生の声として、白國講師ご自身が注意されている事などもの事例が、とても参考になりました。

講義後の質問では、「インスペクションに要する時間は?」、「費用はいくら?」、「第三者のインスペクションとして、初めて会う住宅所有者とどのようにコミュニケーションをとっているのか?」等に対して、お答えいただきました。

アンケートより、「調査事例をもっと聞きたかった。」とのお声を頂いた事を受け、東京会場ではバージョンアップして参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご多用の中、ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました!