住宅メンテナンス診断士講習会

「住宅メンテナンス診断士講習会」は、「住宅メンテナンス診断士」の資格取得が出来る、「木造住宅の維持管理・メンテナンス」の基礎技術の講習会です。

 

1、講習会は朝9:25からスタートし、講義終了後に「認定試験」を受ける1日講習です。(試験終了時間16:50)

2、講義は、当日配布のテキスト(非売品)に添って、講師がパワーポイントを使って説明します。

3、「認定試験」の結果は、約2~3週間後に「合否通知」をお送り致しています。

4、講習会への参加要件はございません。どなたでもご受講頂けます。

5、第1回(2003年)より、国土交通省住宅局、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会より、後援名義を頂いて開催しています。

 

★ 住宅メンテナンス診断士とは?

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★ 過去の開催実績は、こちら

 

第43回住宅メンテナンス診断士講習会<大阪会場> ※終了しました

日時:2019年8月6日(火)9:25~16:50
会場:新大阪丸ビル別館 4-3会議室

https://marubiru-bekkan.com/access.php

 

 

第44回住宅メンテナンス診断士講習会<東京会場> ※終了しました

日時:2019年11月12日(火)9:25~16:50
会場:全水道会館 4階 大会議室

http://www.mizujoho.com/zensuido/access/tabid/82/Default.aspx

 

大阪会場・東京会場 共通事項

定員:各回80名

 

受講費用:

受講費(一般) 27,500円(消費税10%込)

受講費(会員) 22,000円(消費税10%込)

※「会員」とは、(一社)住宅長期支援センターの会員企業にご所属の方です。

 

お振込み先:

三井住友銀行 天満橋支店 普通 1612563
一般社団法人住宅長期支援センター(イツパンシヤダンホウジン ジユウタクチヨウキシエンセンター)

※振込手数料はご負担お願い致します。
※受講者の都合によるキャンセルや受講を中止した場合、受講費用の返金は出来ませんが、次回ご受講いただけます。

※受講費ご入金確認後、開催日の約1か月前より「受講票」を郵送致します。

 

カリキュラム(2019年度実施)

第1講 住宅メンテナンス概論 -メンテナンス診断-(45分)

一般的に「インスペクション」は、調査時点での建物状況を確認するのに対し、「住宅メンテナンス診断士」は、建物の調査・診断結果に基づいて、「維持保全計画」を立て、中長期的に維持管理・メンテナンスのサポートをします。

 

第1講では、住宅の維持管理・メンテナンスに関する国の施策、考え方の基礎となる「住宅の生産プロセスと生活プロセス(イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコスト、廃棄コスト=ライフサイクルコスト)」について解説します。

 

●一部抜粋のスライド

第2講 住宅メンテナンス診断業務の基本と流れ(85分)

「住宅メンテナンス診断」の最も基本となる、2013年に国交省が発表の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」一次的インスペクションの概要、検査すべき内容と劣化基準、調査に使用する道具や機器、調査項目と方法(各部位の構造と雨水、設備配管)、調査業務の手順、コンプライアンスの他、報告書作成での「現況検査チェックシート」の記載例、調査写真の記載例、図面と写真による記載例について解説します。

また、現地調査前の準備項目、調査時の服装や流れと注意点などについてもお話します。

 

●一部抜粋のスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3講 木材劣化とその診断技術(85分)

木材劣化診断の目的は、①劣化の現況の把握 ②劣化や不具合の早期発見 です。

第3講では、最初に、木材劣化の現況の把握、劣化の原因やメカニズムの推定などについての解説。続いて、視診・触診・打診および突刺し診といった簡単な方法による劣化診断「基本(一次)診断」の概要、事前準備、装備するもの、診断の流れ、劣化症状の検出、判定と判定に記録についてお話します。

最後に木材腐朽の基礎知識として、①木材腐朽菌 ②シロアリ食害(蟻害) ③甲虫類などによる食害について、写真を多用しての解説。

最後に、今後の対策のアドバイスとして、「木材(生物)劣化の対策の基本」についてお話します。

 

●一部抜粋のスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4講 外装の劣化と診断(55分)

屋根、外壁、ベランダ、基礎等の外装は、雨、風、紫外線等の影響をダイレクトに受け、一番劣化が進行する部位です。

第4講では、外装劣化の基礎となる「見える不具合、見えない不具合」、不具合が発生する原因と要素、住宅の雨水が侵入しやすい箇所(注意すべき箇所)、外装診断のポイントとして写真を使い、屋根・樋・外壁(シーリング材の切れや剥がれや外壁材の種類他)ベランダ、基礎の他、室内から不具合を見つけるポイントについて解説します。

 

●一部抜粋のスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5講 住宅メンテナンス診断士の役割(40分)

第5講は、「住宅メンテナンス診断士の役割」と「住まいの維持管理 点検とすまい方」についてお話します。

具体的には、21世紀の住宅政策である「住生活基本法」がベースとしてある事、住宅の性能・価値・住み応えは維持管理次第である事、それをサポートするのが家(建物)のかかりつけ医である「住宅メンテナンス診断士」である事です。

その後は、住宅所有者が維持管理の実行に向けて診断士が働きかけられる具体的な事例として、定期点検の実施と記録の活用、空き家もビジネス対象になりうる、住宅所有者の暮らしに繋がる為の方策、維持管理計画や維持保全計画について、維持管理費準備について、それらを記録し活用する「いえかるて」についてお話します。

 

●一部抜粋のスライド

 

 

資格認定試験(40分)

 

講師からのメッセージ

【第1講】 住宅メンテナンス概論 -メンテナンス診断-

東樋口 護 ((一社) 住宅長期支援センター 理事長)

ミッション:「しかるべき箇所を見てしかるべく判断すること」
住宅は、住んでいて困ったら対処するという事後対応では、適切なメンテナンスとはなりません。住宅の状態を、客観的にチェックして、維持管理の方針を決める専門家が必要です。この「メンテナンス診断士」に求められるものは多岐にわたりますが、メンテナンスの基本・主要なチェック項目とその方法の概論をお伝えします。

 

【第2講】 住宅メンテナンス診断業務の基本と流れ

白國 喜夫 (一級建築士、㈱白國ケアデザイン 代表取締役)

「住宅メンテナンス診断士」は、住宅を的確に調査・診断し、適切な維持計画や改修についてのアドバイスや提案を行うことを目的としています。
住宅の調査方法や調査範囲は多様ですが、基本となる一般的な住宅調査の内容解説、調査業務全般に関する基礎知識、現地調査の流れについて、実例を交えてご案内します。

 

【第3講】 木材劣化とその診断技術

藤井 義久 (京都大学大学院 教授)

木材劣化の基礎知識は「住宅メンテナンス診断士」にとって備えている方が望ましい為、2003年の第1回講習会よりカリキュラムに組んでいます。
診断技術の向上は、知識の収得と併せて数多くの実践・経験が必要です。
認定資格取得後も継続して地道に努力し、「住宅のかかりつけ医」としての活躍を期待しています。

 

【第4講】 外装の劣化と診断

原﨑 保彦 (一級建築士)

当講習会は、私が好きなスキーで例えると、緩い斜面で八の字ターンができる事を目標としています。外装劣化の診断で一番悩ましい“見えない不具合”は、見える不具合から手がかりを見つけて予測する“経験”を積む事が必要ですが、同時に不具合原因・要素に至る基礎知識が不可欠です。当講習会にて基礎を学び、実践に役立ててください。

【第5講】 住宅メンテナンス診断士の役割

鈴森 素子 (NPO法人住宅長期保証支援センター 理事長)

「空き家」が当たり前の今日、既存住宅市場が本格化する令和時代は、「メンテナンス&既存住宅が」が主流になり、市場で評価される時代です。
メンテナンスをプラス思考で捉え、災害にも強く、たとえ空き家になっても迅速に活用されるために、メンテナンス診断士が積極的に事業に取り組まれている実例を中心にお話し致します。

 

講習会テキスト<第11版>

「住宅メンテナンス診断士講習会」のテキストは、受講日当日にお渡し致します。テキストは受講費用に含まれています。また、テキストのみの販売はしていません。

 

講習会当日、講師が使用するパワーポイントに添って講義を奨めます。

テキストは、パワーポイントのスライドと解説により、ビジュアルを多用し、今、どこを説明しているのかが分かりやすいように工夫しています。

A4サイズ、全100ページカラー印刷!

また、最新の情報をお伝えする為に、テキストは毎年、改訂しています。

 

このような方々に受講頂いています

●工務店、建築事業者様

・ 今後、人口減少により新築着工戸数が減っていく。これまでお世話になったOB客様への定期点検をきっかけに、修繕やリフォームの受注に繋げたい。

・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。

・ 建てて終わり、リフォームして終わりではなく、その後の木造住宅の維持管理・メンテナンスも見据えた維持保全計画を提案・実施し、お客様と末永いお付き合いをしていきたい。その為には、基礎知識が必要。

・ 今まで、自社流で定期点検に行っていたが、他に注意して点検しておく箇所等を確認したい。

・ 自社社員がお客様宅の定期点検を実施している。お客様に信頼して頂く為に資格を取得させている。

●設計・監理

・ 設計や監理した戸建木造建築の、竣工以降の維持管理・メンテナンスについて学びたい。

・ 維持管理やメンテナンスがしやすい設計に活かしたい。

●調査、点検、メンテナンス事業者様

・ 今までは我流で調査・点検していたが、その方法が正しいのかどうか再確認したい。また、他に気を付けておくべき点等を確認したい。

・ 「住宅メンテナンス診断士」の有資格者として、お客様に信頼して頂きたい。

・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。

・ 定期点検を受注している。受注先に信頼して頂きたい為に社員に受講させている。

・ 「住宅メンテナンス診断士」というだけで、お客様に信頼されている。

●衛生(シロアリ、害虫駆除等)事業者様、住宅設備関連事業者様

・ 建物全体のアドバイスができる事業者として、工務店・建築事業者との連携を強化したい。

・ 床下での調査や住宅設備の入れ替え時に「実施して終わり」ではなく、お客様に建物で気になる点についてヒアリングしている。専門分野以外でも建物メンテナンスの知識や資格があれば信頼される確率が高くなる。

・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。

●宅建事業者様

・ 中古住宅売買時に建物メンテナンス知識を持って建物状況を把握し、お客様にアドバイスしたい。

・ 宅建業法改正により、インスペクション実施の物件が今後たくさん出てくると思われる為。

●その他

・ この春に住宅関係の会社への就職が決まり、入社前に住宅関連の資格を取得したい。

・ 取引先が住宅関連事業者の為、建物の維持管理・メンテナンスの知識があった方が良いと思った。

・ 住まいや暮らしに深く関わる部署に異動した。インターネットで建物のメンテナンスに関する資格を調べた所、「住宅メンテナンス診断士」がヒットして興味を持った。

・ 個人的に自宅のメンテナンスに興味があった。また、日頃からどのような点に気を付けた方が良いのか知りたかった。

 

資格取得後のフォロー研修

「住宅メンテナンス診断士」は、資格を取得してからがスタートです!

お医者さんは日々、多くの患者さんと接する中で診断技術が向上するように、「住宅メンテナンス診断士」も「資格取得」を出発点に、実践の中で経験を積み、メンテナンス診断技術の向上に日々の努力が必要です。

 

資格取得後もセンターは、スキルアップの機会を設けています。

詳細は、下記の「住宅メンテナンス診断研修会(スキルアップ講座)」ページをご覧ください!

 

住宅調査・診断スキルアップ研修会