「住宅メンテナンス診断士講習会」は、「住宅メンテナンス診断士」の資格取得が出来る、「木造住宅の維持管理・メンテナンス」の基礎技術の講習会です。
第1回(2003年)より、国土交通省住宅局より、後援名義 を頂いて開催しています。
1、講習会は朝9:25からスタートし、講義終了後に「認定試験」を受ける1日講習です。(試験終了時間は、16:50の予定)
2、講義は、当日配布のテキスト(非売品)に添って、講師がパワーポイントを使って説明します。
3、「認定試験」の結果は、約1か月後に「合否通知」をお送りします。
4、講習会への参加要件はございません。どなたでもご受講頂けます。
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※お申込確認後、事務局より受付メール案内をお送りしますので、メールアドレスは、個人アドレスを推奨いたします。
※複数名でお申込の場合は、当センターへ直接メールにてお申込みください。詳細は、下記「お申込の流れ」をご覧ください。
※受付メール案内が届かない場合は、お手数ですが事務局までご連絡ください。
★ 案内チラシ は、こちら
★ 過去の開催実績は、こちら
第56回住宅メンテナンス診断士講習会<大阪会場>※終了しました
日時:2024年7月30日(火)9:25~16:50
会場:新大阪丸ビル別館
大阪会場アクセス https://merinoria.co.jp/access/
第57回住宅メンテナンス診断士講習会<東京会場>
日時:2024年11月18日(月)9:25~16:50
会場:全水道会館
東京会場アクセス https://www.mizujoho.com/zensuido/access/
大阪会場・東京会場 共通事項
定員:各回60名
参加費用:
講習会受講と登録の両料金を申込時に一括して申し受けます(登録料:3年間)
非会員(一般) | 35,200円(税込) | 内訳 | 受講料:29,700円 |
検定・登録料:5,500円 | |||
会 員 | 29,700円(税込) | 内訳 | 受講料:24,200円 |
検定・登録料:5,500円 |
※「会員」とは、(一社)住宅長期支援センターの会員企業にご所属の方です。
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お申込みの流れ:
1.下記(1)(2)のいずれかより、お申込ください。
(1)当ホームページの「講習会 申込 こちら」ボタンより、お申込み
(2)複数名でお申込の場合などは、下記の内容をメール( info@holsc.or.jp )送付
【タイトル】第〇〇回(大阪 または 東京)住宅メンテナンス診断士講習会申込み
【内容】①(受講希望者)全員の氏名 ②全員のメールアドレス(1人につき1アドレスが必要) ③申込代表者の氏名 ④会社等のご所属先 ⑤会社等のご住所・電話番号
2.申込みを受け取り後、事務局よりメールにて、今後のお手続きをご案内致します。
メール内容に沿って、お手続きを進めてください。
講習会受講には、住宅メンテナンス診断士登録システム「シクミネット」にご登録いただきます。
3.参加費用のご入金確認をもって、「受付完了」となります。
4.開催の約2週間前より、順次「受講票ご案内」を郵送致します。
<ご注意>受講者都合のキャンセルや、ご入金後の参加費用の返還はいたしかねます。
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カリキュラム(予定)
下記に掲載のカリキュラム・内容は、予定で、変更がある場合があります。
第1講 住宅のメンテナンスと診断
一般的に「インスペクション」は、調査時点での建物状況を確認するのに対し、「住宅メンテナンス診断士」は、建物の調査・診断結果に基づいて、「維持保全計画」を立て、中長期的に維持管理・メンテナンスのサポートをします。
第1講では、住宅の維持管理・メンテナンスに関する国の施策、考え方の基礎となる「住宅の生産プロセスと生活プロセス(イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコスト、廃棄コスト=ライフサイクルコスト)」について解説します。
●一部抜粋のスライド
第2講 住宅メンテナンス診断業務の基本と流れ
「住宅メンテナンス診断」の最も基本となる、2013年に国交省が発表の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」一次的インスペクションの概要、検査すべき内容と劣化基準、調査に使用する道具や機器、調査項目と方法(各部位の構造と雨水、設備配管)、調査業務の手順、コンプライアンスの他、報告書記載例、調査写真の記載例、図面と写真による記載例について解説します。
また、現地調査前の準備項目、調査時の服装や流れと注意点などについてもお話します。
●一部抜粋のスライド
第3講 木部の劣化と診断
木材劣化診断の目的は、①劣化の現況の把握 ②劣化や不具合の早期発見 です。
第3講では、最初に、木材劣化の現況の把握、劣化の原因やメカニズムの推定などについての解説。続いて、視診・触診・打診および突刺し診といった簡単な方法による劣化診断「基本(一次)診断」の概要、事前準備、装備するもの、診断の流れ、劣化症状の検出、判定と判定に記録についてお話します。
最後に木材腐朽の基礎知識として、①木材腐朽菌 ②シロアリ食害(蟻害) ③甲虫類などによる食害について、写真を多用しての解説。
最後に、今後の対策のアドバイスとして、「木材(生物)劣化の対策の基本」についてお話します。
●一部抜粋のスライド
第4講 外装の劣化と診断
外装の診断には、「見える不具合」と「見えない不具合」があります。
その診断のポイントを事例を交えてお話します。
第5講 報告書と診断における注意事項
第6講 住宅履歴情報の蓄積と管理・活用
資格認定試験(40分)
講習会テキスト<第16版>
「住宅メンテナンス診断士講習会」のテキストは、受講日当日にお渡し致します。テキストは受講費用に含まれています。また、テキストのみの販売はしていません。
テキストは、パワーポイントのスライドと解説により、ビジュアルを多用し、今、どこを説明しているのかが分かりやすいように工夫しています。
A4サイズ、全100ページカラー印刷!
また、最新の情報をお伝えする為に、テキストは毎年、改訂しています。
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資格取得後のフォロー研修
「住宅メンテナンス診断士」は、資格を取得してからがスタートです!
お医者さんは日々、多くの患者さんと接する中で診断技術が向上するように、「住宅メンテナンス診断士」も「資格取得」を出発点に、実践の中で経験を積み、メンテナンス診断技術の向上に日々の努力が必要です。
資格取得後は、スキルアップの機会を設けています。
これまでの「スキルアップ研修会」に加え、2024年度は人数限定にて「現地研修会」を実施します。
◆ 2024年度 現地研修会 … (準備中)
詳細は、下記の「住宅メンテナンス診断研修会(スキルアップ講座)」ページをご覧ください!
以下の方々に、ご受講頂いています
●工務店、建築事業者様
・ 今後、人口減少により新築着工戸数が減っていく。これまでお世話になったOB客様への定期点検をきっかけに、修繕やリフォームの受注に繋げたい。
・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。
・ 建てて終わり、リフォームして終わりではなく、その後の木造住宅の維持管理・メンテナンスも見据えた維持保全計画を提案・実施し、お客様と末永いお付き合いをしていきたい。その為には、基礎知識が必要。
・ 今まで、自社流で定期点検に行っていたが、他に注意して点検しておく箇所等を確認したい。
・ 自社社員がお客様宅の定期点検を実施している。お客様に信頼して頂く為に資格を取得させている。
●設計・監理
・ 設計や監理した戸建木造建築の、竣工以降の維持管理・メンテナンスについて学びたい。
・ 維持管理やメンテナンスがしやすい設計に活かしたい。
●調査、点検、メンテナンス事業者様
・ 今までは我流で調査・点検していたが、その方法が正しいのかどうか再確認したい。また、他に気を付けておくべき点等を確認したい。
・ 「住宅メンテナンス診断士」の有資格者として、お客様に信頼して頂きたい。
・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。
・ 定期点検を受注している。受注先に信頼して頂きたい為に社員に受講させている。
・ 「住宅メンテナンス診断士」というだけで、お客様に信頼される。
●空き家管理事業者様
・ この春、弊社は「空き家管理事業」を開始した。空き家管理役立つと思い受講した。住宅メンテナンスの基礎全般について学べた事が良かった。
・ 空き家管理=住宅メンテナンス!空き家管理には必須の資格だと思う。
●衛生(シロアリ、害虫駆除等)事業者様、住宅設備関連事業者様
・ 建物全体のアドバイスができる事業者として、工務店・建築事業者との連携を強化したい。
・ 床下での調査や住宅設備の入れ替え時に「実施して終わり」ではなく、お客様に建物で気になる点についてヒアリングしている。専門分野以外でも建物メンテナンスの知識や資格があれば信頼される確率が高くなる。
・ 新入社員や中途採用社員の研修の場として活用している。または受講必須としている。
●宅建事業者様
・ 中古住宅売買時に建物メンテナンス知識を持って建物状況を把握し、お客様にアドバイスしたい。
・ 宅建業法改正により、インスペクション実施の物件が今後たくさん出てくると思われる為。
●その他
・ 住宅関係の会社への就職が決まり、入社前に住宅関連の資格を取得したい。
・ 取引先が住宅関連事業者の為、建物の維持管理・メンテナンスの知識があった方が良いと思った。
・ 住まいや暮らしに深く関わる部署に異動した。インターネットで建物のメンテナンスに関する資格を調べた所、「住宅メンテナンス診断士」がヒットして興味を持った。
・ 個人的に自宅のメンテナンスに興味があった。また、日頃からどのような点に気を付けた方が良いのか知りたかった。
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