昨日は、住宅メンテナンス診断士「スキルアップ講座(大阪第5-①)」を開催致しました。
最初に、技術士(建設部門)の㈱Geo Laboratory 代表取締役 上村要司 様より、「「価格査定マニュアル」にみる住宅評価とメンテナンス」についてお話頂きました。
お話の内容は、既存住宅市場の現状や国の動き、「価格査定マニュアル」の概要の他既存住宅市場における住宅メンテナンス診断士の関わり方について、です。
「住宅メンテナンス診断士」は、住宅が次の所有者へ引き継がれる際、「価格査定に役立つ」仕事を日頃から担っている。
という事がよく分かりました。
詳細を聞きたい方は、次回、東京会場:1/15(水)10:30~12:00、大阪会場:2/8(木)16:00~17:30に開催致します。
奮ってのご参加をお待ちしています!
そして、今回は、(一社)既存住宅・空家プロデュース協会との共催の事もあり、「特別企画」として、宅地建物取引士が使う「価格査定マニュアル」と不動産鑑定士が使う「JHAREA-HAS(ジャリアハス)」について、お話を伺いました。
「価格査定マニュアル」については、上村様、
「JHAREA-HAS」については、(有)春日不動産鑑定事務所 代表取締役 松田嘉代子 様、
コーディネーターは、NPO法人住宅長期保証支援センター 理事長 鈴森素子 様 です。
一見、「価格査定マニュアル」と「JHAREA-HAS」の相違点が余り分からなかったのですが、両者に同時にお話を伺う事で、
●中古住宅の流通、販売、取引時点での査定は、「価格査定マニュアル」
●金融機関の査定やローン、税金等の担保評価に関わる部分は、「JHAREA-HAS」
という事が分かり、受講者アンケートも「とても参考になった」「参考になった」と頂きました。
受講者のみなさま、講師、コーディネーターのみなさま、ありがとうございました!!