10月21日(水)14時より、「施主こだわり設計『木造共同住宅』完成見学会」を、住宅長期支援センターと関西建築業協議会の共催にて実施いたしました。
所有者様(※)のご厚意により、設計の奥田紘太朗建築事務所一級建築士の奥田様と、工事に携わる㈱住まい工房集様のご案内で、入居前の住宅を見学させていただきました。
※ 所有者様は、京都美術工芸大学工芸学部建築学科准教授 生川慶一郎先生。
また、初の試みとして、見学会の様子をZOOMでライブ中継し、現地に来られない方にもご参加いただくことができました。
こちらは、吹田市泉町に新築された、環境調整空間として作られた共用廊下を持つ、4室木造共同住宅です。
★その特徴は・・
① 外壁ソトン壁、軒天を杉板と自然素材でうまく組み合わせたシンプルな外観
② 各室の入口を共用廊下を介して配置することで、外部からのプライバシーを確保
③ 威圧的な建物に見えないように街に配慮した外観で、竹素材を各所で多用
④ 1階と2階の部屋の質を大きく変化させたメゾネット形式の内部空間
見学会では、賃貸住宅のタブーを破った所有者様のこだわりを随所に感じ、それゆえ工事でのご苦労や裏話も飛び出し、あっという間の1時間でした。
途中、ZOOM中継でご参加者の会員様からのご質問にもお答えすることができ、より多くの皆様に、素敵な住宅をたっぷりご覧いただけたことと存じます。
尚、電波状況や不手際により、お見苦しい点が多々ございましたこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ご参加、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。